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2004年2月25日(水) 【摩利支天の続き】上野徳大寺の摩利支天は、京都のとは違って一頭の猪の上に立っていました。徳大寺の「略縁起」によりますと、そもそも摩利支天とは、「陽炎」或いは「威光」と訳され、大自在神通の力ましまして、常に日天に先んじて進み、昼夜行住の別なく光を放ち、参詣祈願の面々に「気力、体力、財力」を与え「厄を除き、福を招き、運を開く」福寿吉祥開運守護を誓い給いし、諸天善神中最も霊験顕著なる守護神と云われる。・・・とあります。私も一生懸命お参りしましたから、ご利益を早く授かりたいです。御尊影は袋状になっていて、中にお経を書いたようなお札が入っているのが画像からもわかると思います。徳大寺の摩利支天に対して禅居庵の摩利支天は、開運・勝利などの功徳のある摩利支天。あの前田利家が兜の中に入れて出陣したことでも知られる武士の守護神だそうです。しかしこの摩利支尊天像はなんと北条高時の詔により中国から持ち込まれ祀られたものだとか。三大摩利支天のあと一つは、加賀百万石の摩利支天として知られる、金沢の摩利支天山宝泉寺にあります。少し遠いところですが、仕事で金沢へ行ったら是非寄ってみたいです。 徳大寺へ参拝した帰りに、もう一つアメ横にお目当てのものがありました、それを探すのにもなれないアメ横で、前情報はネットで沢山仕入れていったのですが、やはりなかなか見つかりませんでした。それはまた次回の日記に書くことにします。 |
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2004年2月24日(火) 【摩利支天】私の干支は亥です。以前、京都南座の顔見世に出演していた時に、五条の宿から四条に歩いて通う途中に建仁寺禅居庵というお寺の前を通りかかりました、入り口に狛犬がありましたから神社でしょうか。その狛犬は犬ではなく猪だったのでとても興味が湧き参拝することにしました。ここは別名を摩利支天堂と言って、七頭の猪に乗った神様?(仏様)が祭られていました。西行法師は白い像に乗ったお釈迦様を見たそうですが、私も猪に乗った神様・仏様を見たのは初めてだったので御尊影をいただいてきました。今でもその御尊影は私の部屋にありますが、最近仕事で上野に行くことになっていろいろ検索していたら、日本三大摩利支天のひとつが、上野のアメ横にあることがわかりましたので、早起きをして仕事の前に参拝することにしました。考えてみるとアメ横に行くのは生まれて始めてなので、地図を片手におのぼりさん状態で、日本三大摩利支天のある徳大寺を探しました。アメ横は平日でしたがとても賑わっていて、活気にあふれています。でも目的の徳大寺は地図の場所を探せどなかなか見つかりませんでした。それもそのはず徳大寺は商店街の二階に乗った形のお寺、つまり中央区の水天宮のように上にあるお寺でした。やっと見つけた徳大寺の摩利支天さんにお参りして、お守りと、御尊影をいただきました。まだ話は続きますが次回の日記にいたします。禅居庵のHPアドレスはhttp://tencoo.fc2web.com/jinja/xzenkyoan.htm です。 |
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2004年2月17日(火) 【ビスケット】今月の日記はなぜか食べ物の話題が多くなってしまいましたが、チョコレートの次はビスケットです。左の画像のビスケット、美味しそうでしょう、これ犬用なのです。販売はマークを見てもわかるように、森永の子会社のような森乳サンワールドです。180グラム入りの箱に書いてある主成分の特長を見てびっくり、(1)キシリトール・自然界に広く分布する糖です。・口腔内細菌に左右されないので、虫歯の原因である酸を作りません。歯の健康維持に役立ちます。(2)ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)・胃で分解されずにそのまま小腸下部から大腸に達し、ビフィズス菌の増殖を促し、お腹の健康に役立ちます。・ビフィズス菌は腸内の健康を維持する善玉菌です。(3)ユッカ・ユリ科の植物であり、朝鮮人参の主成分であるサポニンを多量に含んでいます。・サポニンには消臭作用の他に、強壮作用、中性脂肪抑制作用、腸内細菌活性作用、尿酸溶解作用、コレステロール抑制作用があります。 これだけ体に良いことが書いてあるお菓子は人間用にはめったにありません、私にはうってつけのお菓子です。これは犬だけに食べさせておくのはもったいないです、人間は食べないでくださいとは書いてなかったので、愛犬のミルキーに断ってひとついただきました。言われなければ犬用とは絶対にわからない食感です、甘さも控えめでちょっと水分が少なめ、人間だと歯にくっつきやすいですが、犬なら唾液が多いのでちょうど良いでしょう。明日から犬に噛まれないように、お菓子のとりっこをして遊びましょう。 |
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2004年2月14日(土) 【バレンタインデー】(バレンタインデーの始まり)中世ヨーロッパで聖バレンタインは愛の守護神とみなされるようになり、14世紀頃からこの日に恋人たちが贈り物やカードを交換するとか、その日の最初に出会った異性を「バレンタインの男性」「バレンタインの女性」と向こう一年間呼び合うという風習などが出来てきています。そしてこれが第一次世界大戦後にアメリカで急速に恋人達の日として普及し、日本でも昭和50年代前後から「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」として広まりました。現在国内の調査によれば約60%の女性がこの日にチョコレート等の贈り物をしているとのことで、チョコレートの消費量もこの時期に年間の2割程度を消費しているようです。 私もチョコレートをプレゼントしていただきました。箱入りはお弟子さんから、袋入りは子供の手作りです。沢山いただきましたので、明日からあま〜い生活が続きます。今年は土曜日だったので、義理チョコの売れ行きが今ひとつだったようです。 |
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2004年2月10日(火) 【フォトショップ】今日はパソコンのアプリケーションソフト・フォトショップに挑戦しました。左の写真は「USJ」のパレードに登場する「アーデス・ベイ」です。「アーデス・ベイ」はユニバーサル映画「ハムナプトラ」に出てくる戦士で、ハムナプトラの聖地を守ってきた秘密結社のリーダーです。パレードの途中でちょうどこちらを向いてポーズをとってくれたので、“一枚パチリ” とてもよい記念の写真が撮れましたが、後ろに歩いている子供がちょっと気になります。そこで【フォトショップ】で画像処理をしてみました、フォトショップはAdobe社の製品で写真のレタッチ、合成、画像処理、ロゴマーク作成など初めての人にも使いやすく出来ています。マウスのカーソルを写真に乗せると画像処理後の写真が見られますが、出来栄えはどうでしょうか。長唄会の集合写真や舞踊のワンショットなど、ちょっと手直しをすると見違えるようになりますよ、お見合い写真も顔のしみ・そばかす・ほくろなど全部綺麗に修正できてしまいます。私のお稽古場でお囃子のお稽古をしながら、【フォトショップ】を楽しみませんか。おひざつきのページに入門案内を載せていますので、そちらからお気軽にアクセスしてください。 |
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2004年2月9日(月) 【牛丼】創業明治32年という100年以上にわたる伝統をもち、庶民の食文化の強い見方「牛丼の吉野家」。昨年12月以降、米国産牛肉の輸入禁止措置が続く中、吉野家では牛肉の追加調達や営業時間の変更、新商品の導入などの諸施策により牛丼の販売を出来るだけ継続する様、努力を重ねていました。しかし、吉野家のホームページを見る限りでは、2月11日(水)から、順次、各店舗に於いて牛肉の在庫がなくなり次第、牛丼・牛皿・牛鮭定食の販売を一時休止する見通しのようです。私はあまりファーストフードは食べませんが、無くなると聞くとなんとなく食べたくなるものです。そこで地元三軒茶屋の吉野家へ出かけました。お店はカウンターだけで10人くらいのお客さんがもくもくと牛丼を食べていました、いつもより繁盛しているようで、席が空いていなかったので並牛丼を「お持ち帰り」にしてもらいました。価格は280円、う〜ん安い。紅しょうがと七味唐辛子のパックが付いてきます。昔より汁が少ないような気がしますが、味は美味しかったです。また再開したら今度は特盛を食べに行きましょう。 |
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2004年2月4日(水) 【アップルパイ】私がお菓子の中で一番好きなもの、それはアップルパイです。自分で買いに行くほどだから、本当にすきなのだと思います。子供の頃から食べ続けているけれど、決して飽きたことが無いくらい大好き。歌舞伎の公演でニューヨークに行ったときも、スーパーマーケットで売っているお菓子じゃなくて、パンのようなアップルパイを、ホール(一皿)で買ってご飯の変わりに食べていたほどです。パンのようなといっても、パン屋さんで売っているようなパンの間にりんごが挟まっているのじゃなくて、お菓子のパイのようにどろっとしたジャムが上に塗っていないシンプルなアップルパイが一番好きです。だいぶ前に長唄のおさらい会のお土産にアップルパイをいただいたことがありました。私はとても喜んですぐに一切れ食べてみました。それは、それは、今まで食べた中で一番美味しいアップルパイでした。あまり美味しいので一度に一皿の半分食べてしまいました。そのパイが左の写真です、お店は東京銀座8丁目、並木通りを新橋方向に歩いて左側、かなり新橋に近いところにあります。お店の名前は【ピエスモンテ】、ピエスモンテは、大形飾り菓子のことをさす言葉だそうですが、ここのお菓子はとても可愛い種類がそろっています。アップルパイの焼きあがりは大体午後で、高く積み上げられたパイの箱はまだ暖かくて、とてもよい香りが漂ってきます。早速4分の1食べましたが、また食べたくなってきました。ちょっと高カロリーなのが気になりますが、美味しいものには勝てません。 ←マウスのカーソルを乗せてください。パイの見えない方は、お店に行って見てください。 |
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2004年2月3日(火) 【節分】「鬼は外、福は内!」 もうすぐそんな声があちこちの家から聞こえる日となりました。元来、節分とは「季節を分ける」ことから「節分」です。現在では節分といえば立春の前日だけを指すようになりましたが、季節の始まりを示す立春、立夏、立秋、立冬の前日はいずれも節分なのです。節分の日には、炒った豆を年神に供えたあと、その豆を年男(その年の干支の生まれ)が「鬼は外、鬼は外、福は内」呼ばわりながら蒔きます。このとき蒔かれた豆を自分の年の数だけあるいは、年の数+1だけ拾って食べ、一年の無病息災を願う風習があります。【我が家の豆まきマニュアル】@豆は市販の豆まき用の豆を買ってくる。A大声をあげて「福は内!福は内!鬼は外」と叫ぶのであまり夜遅くならないうちに済ませる。B窓を開けて部屋のほうに向かって福は内!福は内!と二度叫びながら豆をまいたら、外へ向かって大声で鬼は外!と一度叫びながら豆をまき、鬼がはいってこないように急いで窓を閉める。C部屋にまいた豆は犬が食べるといけないからすぐに拾い集める。D自分の歳の数より一つ多く豆を食べるが、十歳分をひとつの豆と数えて一の位の数を足して食べる(私は56歳だから5粒+7粒=12粒。 歳の数だけ豆を食べるとお腹をこわす)。以上。 |
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2004年2月2日(月) 【中華街】横浜といえば中華街。昨日みなとみらい線が開通しました。みなとみらい線は、横浜駅〜元町・中華街駅の約4.1kmを約8分で結びます。東急東横線と相互乗り入れるため、渋谷〜終点の元町・中華街駅まで約35分(特急利用)と、都内からのアクセスもバツグンによくなります。何年か前、横浜で坂東玉三郎公演があったとき、毎日渋谷駅から東急東横線で桜木町まで行き、あとはバスに乗り換えて中華街の近くの会場まで行きました。バスは時間どおりにこないので早めに出かけることになり、帰りは中華街で食事をしたり遊んでいましたので遅くなり、タクシーを拾って桜木町や横浜駅まで帰ることになります。みなとみらい線が開通して渋谷から中華街まで直結したので、玉三郎公演が再開したときには、是非参加したいです。でも公演上のトラブルで玉三郎さんと横浜市が喧嘩してしまったから、もう再演はないでしょうね〜。トラブルの決着についての情報をどなたかご存知でしょうか。 |
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2004年2月1日(日) 【恵方巻】早くも1年の12分の1が過ぎてしまいました。昨年の10倍のスピードで時間が経っているように感じられます。つい3日前にお節料理を食べたような気がしています。さて、2月の行事といえば節分です。去年あたりからコンビ二などで【恵方巻】の宣伝を見かけるようになりましたので、関東ではあまり馴染みのない【恵方巻】について調べてみました。⇒恵方を向いて食べる恵方巻き(巻き寿司)。縁を切らないために包丁を入れず一気に食べれば幸せになれると言われています。食べ方は今年の恵方“東北東”を向いて丸ごと1本切らずに黙々と誰とも話さず食べきること!。関西の海苔問屋でつくる大阪海苔昭和会などによると、江戸時代末期に大坂・船場の商人が商売繁盛を願い始めたとされるが、詳細は不明。・・・どうやら海苔業界が仕掛けたようですが、幸福を招く【恵方巻】、皆様もお試しください。 |